6月も残すところあと数日。梅雨明けが待ち遠しのは、大人だけではないですね。
子供たちはきっと夏休みがまだかまだかと思っているのではないでしょうか。
子供の頃の、あの、夏が休みがくるワクワク感、「ああ、欲しい~」と思ったり(笑)。←かなり頻繁に。
さて、今日はワンブリファミリーのSuper kid をご紹介します。
今週、小学校1年生の男の子K君とプライベートレッスンがありました。
K君は英語がとっても大好きで、週2回お母さんと一緒に学んでいます。
彼は非常に好奇心が旺盛で、
何かを学ぶ時、
「なんで、どうして?」
と必ず聞き返してきます。
そして、回答すると、今度は
「じゃあさ、~~だったら、どうなの?」
と続きます。
物事に対して、自分から意欲的に考える力のあるK君は将来が楽しみだなと、
お母さんとよくお話しをするくらいです。
それは、どういうことかと言いますと...
ここで、一例。
今週は会話の中で「服装」について学びました。
その時にみんなが着ていた服を題材にしました。
K君はというと、半ズボンにTシャツ。私たち大人は、長ズボンにTシャツやブラウスでした。
足のくるぶしあたりまでくるズボンは英語でPants:
I have gray pants.
ひざ丈以上になれば、Shorts:
I have red shorts.
Tシャツは日本語と同様、T-shirtで、そのほかはShirtやBlouseなど。
時に、ワンブリがある日は、お母さんに「今日、ワンブリッジ行く日?」と聞いて、YESとなると、
前回の復習を自らやっているそうです。
そんなK君から、今週やった「服装」に関して、こんな質問が返ってきました。
これぞスーパーキッズならでは。
「Pantsはさ、足が2本あるからsがつくんでしょ?
じゃあ、Shirtにも腕が2本あるのにsがつかないのは何でなの?」
どうでしょうか、みなさん?
子供の目線で学ぶことの大切さをヒシヒシと感じる質問でした。
K君は自分が「?」と思ったことは何でも声に出し、人に聞きます。
そして、彼が知りたい事をハッキリ表現してくれる分、50分はあっという間―――充実感で満されます。
私たちは、学生時代、おそらく社会に出てからもそうですが、
受身形で物事の良し悪しを捉えてきた習慣がありませんか?
先生→生徒、上司→社員という構造の中で、「合図、指示」を「待つ」、「聞かれ」て初めて「答える」。
K君の場合はどうでしょう。。
新しい情報に対し、自ら考え、質問する。
それは彼にとって必要なことだと理解しているから――――「聞く」という動作が生まれるのです。
シンプルですが、とても深い行動力だと思います。
このKくんから放たれたシャツとズボンに関する「なんで」によって、
コーチ陣もまた、新しい情報を得ることが出来ました。
Pants
今ではマシーンで簡単に作れるようになりましたが、昔は、足1本分ずつを別々に作り、その2本を着用したときに腰の位置で1本に繋いだんですね。
だから、元々Pantは2本あったというわけ。
Shirt
はというと、一枚の布を切って穴をあけて作っていたので、元は1枚というわけ。
はるか昔の名残りから、今でもPantsとsが付くということなんですね。
事実、今まで当たり前に使ってきた習慣性のある英語はたくさんあります。
今回K君の発してくれた一言で、その言葉の背景にある歴史を学ぶことができました。
何事もいろいろな側面から見るべきであると改めて教わった気がします。
来週はKくんにありがとうのBig Hugだな~☆