コンサルテーションとトライアルに来てくださいました。
ウェブサイトをご覧になって来校される方々は、
私達の簡単なバイオを読んでくださっているので、
お話する際に色々と盛り上がったりします。
そんな中
「前田正美さんと名前を母に伝えた所、
『あの英語を頑張っていた正美ちゃんかしら』
と言っていて、もしかしたら、先生は母を知っているかもしれませんね」と言うのです。
そして、私は彼女の旧姓を尋ねました。
WOWでした。
私が中学3年生になり1年間だけ通った個人塾の先生の娘さんだったのです。
私の性格上、いわゆる進学塾が苦手で、中1の時は1ヶ月で辞めました(自慢になりませんが(笑))
高校受験前は、少しでも勉強にプラスになればと、知り合いから紹介された個人塾に行きました。
ご夫婦で教えてくださり、第二のお母さんお父さん的な感じに何でも聞くことができたのを今でも覚えています。
そんな昔話に花が咲き、彼女から素敵な言葉をいただきました。
「母が
『もし、私が思っている正美ちゃんのスクールであれば、彼女は英語を独学し、勉強も自分でやってきている子だから、子供達の力になれるはずよ。もし彼女のスクールだった、入会してきなさい』
と言っていました」
涙が出ました。
20年以上前にたった1年間しか通っていなかった中学生の私を
鮮明に覚えてくださっていたこと。
私が頑張っていた様子を見守ってくださっていて、
評価してくださっていたこと。
正直、20年以上前の自分をそんなに覚えている訳ではないので(エイジング加速気味)、
自分以外の第三者から自分がどういう子だったのかと教えてもらえるのは、
とっても嬉しいことです。
忘れていた自分の一部が誰かの思い出に生きている感じ、
それだけで共有していた時間に大切な価値を見いだせる気がします。
子供ながらに頑張っていた自分がいたのだな〜と、いまさらながらに思う機会があり、
非常に有意義な時間をいただきました。
もっと頑張ろうっと初心にかえった日。
みなさんは子供時代にどんなことを思い、何か没頭するものがありましたか?
まっすぐひたむきだった時代は誰にでもあると思います。
大人になっても、そのひたむきさは忘れたくないですよね :)