この2つの映画には共通する点があります。どちらも、、、、
★「地球外生物」となる、エイリアンやロボットと一緒に子供たちが多くのチャレンジを乗り越え、家族愛や、友情を育んでゆく、心温まるストーリー★だというところです。
さて、ここで、少し、E.T.のお話をしましょう。皆さん、E.T.はご覧になりましたか?私はE.T.の大ファンになりました。Eは、Extra(外)を表し、Tは、Terrestrial(地球の)を意味します。
実はこの映画、製作費約10億円で興行収益が800億円という、SF映画の中では大傑作品と称されています。1982年にリリースされ、のちに出てくるタイタニックやジュラシックパークまでは、収益でもトップでした。この映画に出てくる少年エリオットは、E.T.をおびき出すために、チョコレートを使いますが、これは、現在も売られているハーシーズ社の「Reece’」が起用されました。ウィキペディアを調べると、面白いことがわかりました。当時、製作者側では、M&M’s社のM&Mを使う予定で、同社に交渉したそうです。ところが、担当者から、E.T.の外見が子供たちを怖がらせるのではという事で、製品の使用は承認されなかったそうです。そして、映画はリリースされ、世界中の子供たちや大人たちからE.T.は愛され、ハーシーズ社の「Reeece’s」は売上を莫大に伸ばしたといいます。その一方で、M&M’s社であの時担当していた責任者は解雇されたということです(苦)。なんとも複雑ないきさつがあったのだなーとびっくりしました。また、映画の中で、エリオットとE.T.が瀕死の状態になりかけて、医師や看護師が何とか懸命に彼らの命を食い止めようと頑張るシーンがあります。この場面に出てくる医師団は、南カリフォルニア大学で実際に働いていた医師団だったそうです。なんでも、スピルバーグ氏がこの場面をよりリアルに表現したいとして、彼の主治医に頼んで、主治医の同僚の方たちから協力を得て出来たそうです。
こんな予備知識をもって、再度映画を観てみると、また違った感動が得られるかもしれません。そして、いつも思うことですが、子供たちを中心に作られる映画には、大人になった私たちが、子供時代に置き忘れてしまった「夢中になる」という思いや「素直になること」などなど、大切なメッセージが込められたものが多い気がします。
実際に、子供たちを教えていると多くの「気づき」があります。彼らの笑顔や、自分の作ったものを見せてくれるときの、あのウキウキした表情や表現は、私たち大人も学ぶべきところかもしれません。
長くなりましたが、2015年後半、あと3か月しかありません!来月10月もイベントをしたいなーと思っています。「何やろうかなー」という思いにふけている今日この頃の私 :)
みなさん何か良いアイデアがあれば、ぜひ、メッセージを!